室岡ひろしの最新情報

平成29年度09月定例会 佐渡市議会だより第54号

2017年11月25日 / Hiroshi Murooka / ブログ

佐渡市議会だより第54号、以前に全戸配布されております!

9月定例会の一般質問要旨をアップ致しますので、
是非ともご一読ください◎

◎佐渡アイランド集落ツーリズム構想の実現に向けて
【しごとづくり】【ひとづくり】【まちづくり】のプランニングに関する確認と提案

(1) 佐渡の明るい未来をつくる方程式:DMO×CCRC=PPKについて
① 民間主導型の温泉CCRCモデルの可能性
② 公設民営型の温泉CCRCモデルの提案
③ 佐渡版DMO=観光地域づくりとの連携(入島税や宿泊税、協力金等の可能性)

(2) 三資産プロモーション×芸術祭の実現について
① (世界的)三資産プロモーションの現状
② さどの島銀河芸術祭2018の概要
③ 佐渡における二次交通の問題の改善

(3) 地域運営組織(RMO)の構築について
① 佐渡版地域運営組織(RMO)のビジョン
② 23の小学校区単位で実行する地域の情報化(地域支援員、地域おこし協力隊等)
③ DMOやCCRCとの連携の可能性

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【タイトル】三資産プロモーション×芸術祭2018の実現を

【質問1】佐渡の農山漁村の生業を大切にし、集落でかけがえのない時を過ごす人と人とがつながっていく世界観、『佐渡アイランド集落ツーリズム構想』の実現を目指す。そこで、三資産プロモーション×さどの島銀河芸術祭2018の実現について問う。世界遺産登録を目指す佐渡金銀山、日本で最初に登録された佐渡の世界農業遺産(ジアス)、日本ジオパークに登録された佐渡ジオパークという三資産の利活用を行うべきと考える。三資産プロモーションと芸術祭とを掛け合せることで佐渡の魅力を堪能する芸術のツーリズムをつくり上げ、ひいては佐渡の集落を堪能する仕組みづくりができると考えるがどうか。

【市 長】佐渡の三資産は、都市部ではお金を出しても真似のできないのが特色であり、それぞれ関連し合っていることから、オール佐渡を体験できることにつながると考える。

【質問2】来年度、十日町市を中心に開催される大地の芸術祭や新潟市で開催される水と土の芸術祭との連携を図ってはどうか。

【市 長】両地域では、大規模な芸術祭を1~3カ月程度の期間にわたり開催しており、佐渡では音楽と島民の日常を体験できるような国際イベントとしてアース・セレブレーションを行っている。連携が図れる可能性を新潟県内の芸術祭を実施している担当課と意見交換を始めた。

【質問3】総務省が主導する地域運営組織(RMO)の構築について問う。佐渡の地域運営組織を23の小学校区単位に細分化し、運営するべきではないかと考える。例えば集落のマップやガイドブック作成等、地域の情報化を集落支援員や地域おこし協力隊の招聘により実現できるのではないか。

【市 長】必要性については承知している。ただし、設置単位は小学校区にこだわらず佐渡に適した体制づくりを進めたいと考えている。

佐渡市議会だより第54号