室岡ひろしの最新情報

平成30年3月定例会 佐渡市議会だより第56号

2018年6月12日 / Hiroshi Murooka / ブログ

佐渡市議会だより第56号、以前に全戸配布されております!

3月定例会の一般質問要旨をアップ致しますので、
是非ともご一読ください◎

▼『佐渡アイランド集落ツーリズム構想』とは・・・
佐渡の農山漁村の生業を大切にし、
集落でかけがえのない時を過ごす
人と人とがつながっていく世界観

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◎佐渡アイランド集落ツーリズム構想の実現に向けて
【しごとづくり】【ひとづくり】【まちづくり】のプランニングに関する確認と提案

(1)災害等の有事の際における自助・共助・公助のあり方について
①7.24水害による被害・対応・改善策
②1.24寒波による漏水や断水の被害・対応・改善策
③全世帯への全島湧水マップと水用ポリタンク配布の提案

(2)新しい佐渡市奨学金制度のあり方について
①将来にわたる定住を促すという目的
②奨学金制度設計と学生募集の広報戦略
③切れ目のない子育て支援≒子育てほぼゼロ円の島づくり

(3)小学校区単位を原則とする地域づくりのあり方について
①部の枠をも超えた『果敢に課間連携』という考え方
②DMC≒CCRC≒RMO≒CSという地域づくりの意識共有
③地域づくりの一翼を担う佐渡版コミュニティスクール(CS)

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【タイトル】①自助②共助③公助の優先順位を大切に!

【質問1】佐渡の農山漁村の生業を大切にし、集落でかけがえのない時を過ごす人と人とがつながっていく世界観、『佐渡アイランド集落ツーリズム構想』の実現を目指す。7.24水害と半年後の1.24寒波の経験により治山治水の大切さ、難しさを再認識した1年であった。災害等の有事の際における自助・共助・公助のあり方について問う。

【市 長】激甚災害となった50年に一度の豪雨による総被害額は60億円を超える規模で、国県と連携しながら早期の復旧を目指す。また漏水修理の受付件数は、4718件であった。再発防止に向けて、凍結への注意喚起をチラシ、緊急防災無線等により行い、生活弱者へは自主防災組織や集落長等と連携を図れるよう、検討を続けていく。災害発生時には地域住民が自発的に活動することが自らの生命を守る上で極めて重要なので、市としても自主防災組織への支援や地域防災リーダーの育成を今後も行っていきたい。また、災害に強い安全・安心のまちづくりを推進する上で、災害情報の収集及び伝達をスムーズに行う体制の整備や要配慮者への安全確保の体制の整備、関係機関との協力体制の構築などは行政が主体的に推進していく必要があると考えている。なお、湧水位置図や災害時等の非常時における湧水等利用の留意点について、広報などでの周知を予定している。

【質問2】新しい佐渡市奨学金制度のあり方について問う。

【市 長】佐渡市奨学金条例の改正に当たっては、ひとまわり大きく成長した若者が一人でも多く佐渡にUターンして就業し、結婚、そして子育てと将来にわたり佐渡の活性化に寄与していただくことを最大の目的に制度設計させていただいた。

【質問3】地域づくりのあり方について部の枠をも超えた『果敢に課間連携』という考え方が必要と考えるが。

【市 長】地域が大きな活力を保つ上で、高齢者が長年培ってきた知識、経験などを生かして社会参画をしていただくことが非常に重要。高齢者の社会参画に向け、努力を続ける。課と課の連携をこれまでになかった部分まで踏み込んだ意見交換等が行えるように部制を導入した。部を超えた連携についても当然必要であると考えている。

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▼佐渡市議会だより第56号