室岡ひろしの最新情報

平成30年06月定例会 佐渡市議会だより第57号

2018年8月29日 / Hiroshi Murooka / ブログ

佐渡市議会だより第57号、以前に全戸配布されております!

6月定例会の一般質問要旨をアップ致しますので、
是非ともご一読ください◎

▼佐渡市議会・映像配信(室岡啓史)

お時間ある際にご覧いただければ幸いです◎

▼一般質問資料_室岡啓史_201806

▼『佐渡アイランド集落ツーリズム構想』とは・・・
佐渡の農山漁村の生業を大切にし、
集落でかけがえのない時を過ごす
人と人とがつながっていく世界観

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◎佐渡アイランド集落ツーリズム構想の実現に向けて
【しごとづくり】【ひとづくり】【まちづくり】のプランニングに関する確認と提案

(1)小学校区単位を原則とする地域づくりのあり方について
①部の枠をも超えた『果敢に課間連携』という考え方
②DMC≒CCRC≒RMO≒CSという地域づくりの意識共有
③地域づくりの一翼を担う佐渡版コミュニティスクール(CS)

(2)食と旅行商品とエネルギーの地産地消推進について
①食の島内生産額、地産地消の実現状況
②旅行商品の島内生産額、地産地消の実現状況
③エネルギーの島内生産額、地産地消の実現状況

(3)新潟県・新潟市等との地方自治体との連携について
①『佐渡は越後の離れ』という観光戦略
②人口減少対策、少子高齢化対策
③WIN×WINの関係性の築き方

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【タイトル】食と旅行商品とエネルギーの地産地消推進を

【質問1】佐渡の農山漁村の生業を大切にし、集落でかけがえのない時を過ごす人と人とがつながっていく世界観、『佐渡アイランド集落ツーリズム構想』の実現を目指す。食と旅行商品とエネルギーの地産地消推進について問う。平成26年の島内総生産額が約3,400億円、そして年間約1,000億円ものお金が島外へと流れ出ているのが現状である。そこで、①食②旅行商品③エネルギーの地産率を上げ、それぞれ100億円ずつ合計年間300億円規模の島外流出を防げれば、島内で年間450億円規模(佐渡市の当初予算額並み)の経済波及効果が見込めると思うがどうか。

【市 長】食については、佐渡産農林水産物の使用を増やすことで経済の島内循環を高めていきたい。旅行商品については、観光業を総合的な産業と考えることができ、入込み客数を増加させるか、1人当たりの消費額を増加することが重要な課題である。エネルギーについては、太陽光だけでなく、佐渡のものを最大限に活用し、自前のエネルギーをつくり出す努力は絶対必要だ。

【質問2】食と旅行商品とエネルギーの地産地消を重ね合わせると『佐渡エコアイランド集落ツーリズム』が実現できる。レンタカー等の電気自動車(EV)で佐渡を巡り、集落の人に会う旅。宿に駐車している間に自然エネルギーで充電し、港へと戻るエコな旅の提案をするが、どうか。

【観光振興課長】エコな島ということが前面に出ることは島のイメージづくりにもつながることから有効だと考える。

【質問3】県内自治体との連携について問う。『佐渡は越後のはなれ』という観光戦略を打ち、新潟県、新潟市、長岡市、上越市等の佐渡汽船就航地との自治体連携をより強化し、佐渡観光交流機構の専門性も活用しながら、まずは新潟県内に対して強い連携体制を構築すべきと考えるが。

【市 長】観光振興は佐渡の経済の活性化において大きなウエートを占めており、人口減少対策としても基本目標の一つに掲げている。これからも新潟県や新潟市、長岡市、上越市をはじめ、県内外の自治体と連携した取り組みを進めたい。

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▼佐渡市議会だより第57号