赤泊徳和地内の南佐渡森林組合施業現場で、重要インフラ施設周辺森林整備作業委託の現地視察を行いました。個人所有地ながら東北電力電線等の脇にあるため、佐渡市が国・県の補助金を活用しながら委託事業として発注しているものです。これにより、湿った雪が覆いかぶさり、木々や電柱がへし折られることを未然に防ぐことができます。ただし、施業した方が良い場所は島内に数多く存在するのですが、諸条件が整わないと事業実施ができないため、理想と現実とのギャップは否めません。。

該当地では、主伐・再造林：０．５５ha、間伐：０．３８haの作業となり、電線から約１５ｍ部分を伐採後に広葉樹のナラを植樹するそうです。これにより、森林の多面的機能を維持し、針葉樹よりも災害が起こりにくくなるとのことです。今後、伐採木の利活用も推進し、「備えあれば患いなし」を一つずつ実現していかなければなりません。そして、ソフト／ハード両面から防災減災対策を行う必要性を再認識させていただきました。

林業関係者の皆さま、貴重な機会をありがとうございました

#三度のメシより佐渡が好き！！！　#三度のメシより森も好き？？？　#佐渡　#佐渡市の木アテビ　#アテビの会　#島内森林研修会　#重要インフラ施設周辺森林整備作業　#防災減災対策　#森林の多面的機能　#広葉樹　#植えない森づくり　#森は海の恋人