残念ながら、悪天候により運営と関係者のみにて実施することとなりました。午前中は強風の中、素浜海岸を分担してゴミ拾いし、重機での掘削や運搬も並行して行われました。午後は河口にたまったゴミをひたすらゴミ袋へ移していくこととなり、大変な作業となりました。汗

以前に受講したセミナーによると、ペットボトルなどのゴミは、川を通じて海に流れ出てクジラやウミガメや魚など海洋生物に大きな影響が発生してしまっているそうです。２０５０年には、海洋中に漂うマイクロプラスチックが魚の総重量を超えると予測されており、ペットボトルは分解されるのに４５０年もかかるという試算もあるとのことです。大変ショッキングな事実です。今日海に流れ出てしまったペットボトルは劣化して徐々に細かくなり、ほとんど影響がなくなるのが西暦２５００年くらいまでかかってしまうということです。

その課題解決のためには、既存のプラスチックゴミの回収が必要です。また、生分解性プラスチックやバイオプラスチック、ライスレジンなどの普及や３Ｒと言われる、①リデュース（減らす）②リユース（再使用する）③リサイクル（再資源化する）の取り組みを推進していかなければなりません。昨年、ＳＤＧｓ未来都市に選定された佐渡市としても、市民参加型の清掃活動などを継続し、生物多様性が保たれる持続可能な佐渡をつくっていくことが必要と再認識しました。

参加者の皆さん、スタッフの皆さん、大変おつかれさまでした！

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