本日、令和4年度佐渡市世界遺産登録推進議員連盟現地学習会に参加させていただきました◎
本日、令和4年度佐渡市世界遺産登録推進議員連盟現地学習会に参加させていただきました◎
世界文化遺産登録を目指す「佐渡島(さど)の金山」の価値を継承すると共に、魅力ある活用を図るため、適切な保存と活用のあり方の検討に向けた学習会として開催されました。これ以上ないという悪天候の中、、、構成資産の一つである西三川砂金山(にしみかわさきんざん)笹川集落の①金子勘三郎家保存修理工事工事現場視察、②旧西三川小学校笹川分校見学、③西三川砂金山跡虎丸山(とらまるやま)眺望点よりの見学、④西三川砂金山導水路跡視察という盛りだくさんの内容で、大変勉強になりました!
①金子勘三郎家
⇒江戸時代に建てられた主屋の修繕は、今年度中に完了予定。日本語・英語の2言語対応による案内板等を今後設置する。他の納屋や牛納屋などは向こう10年以内に修繕が完了し、見学ができるよう観光客の受け入れ体制を構築予定。
②旧西三川小学校笹川分校
⇒昭和37年建築の校舎を修繕し、西三川砂金山のガイダンス機能や少人数での会合・飲食、トイレの設置など受け入れ体制の構築を完了。コロナ禍のため活用については今後推進する予定。
③西三川砂金山跡虎丸山(とらまるやま)眺望点
⇒江戸時代には、水を堰き止め、堤を故意に決壊させることで砂金を効率的に採取する大流し(おおながし)という技法が確立された象徴的な山。かつて砂金採取で栄えた笹川集落のシンボル的存在である。
④西三川砂金山導水路跡
⇒虎丸山へ至る大流し用の水路跡は全長約3.9kmにも及ぶ。大流しの用途が必要なくなった明治期以降は稲作に活用するための水路として使用された。
以上です。
歴代の文部科学大臣や国会議員の世界遺産推進議連の方々も過去に視察にいらしていただいた現地を改めて見学し、「佐渡島(さど)の金山」の江戸時代の手工業による金の生産システムという顕著で普遍的な価値を再認識させていただきました◎
スタッフの皆さん、貴重な機会をありがとうございました!