室岡ひろしの最新情報

令和元年12月定例会 一般質問動画

2020年1月20日 / Hiroshi Murooka / ブログ

佐渡市議会の2019年12月定例会 一般質問動画に関する映像配信です。

▼佐渡市議会・映像配信(室岡啓史)
http://sado-video.k-quick.net/html/R01.12-01.html

お時間ある際にご覧いただければ幸いです◎
※お時間ない方は、
画面右上の時計のアイコンで再生速度を変更できます!
『×3』は何を言っているのか聞き取れません。。涙

▼一般質問資料_室岡啓史_201912
http://hiroshimurooka.com/documentandscript_201912

▼『佐渡アイランド集落ツーリズム構想』とは・・・
佐渡の農山漁村の生業を大切にし、
集落でかけがえのない時を過ごす
人と人とがつながっていく世界観

三度のメシより佐渡が好き!!!
みんなで実現しよう『前向きの島づくり⇒』

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◎佐渡アイランド集落ツーリズム構想の実現に向けて
【しごとづくり】【ひとづくり】【まちづくり】のプランニングに関する確認と提案

(1)三浦市政の4年間の総括について
①三浦市長の4年間の具体的施策の成果
②新庁舎建設と今後の行政サービス
③新両津病院建設の今後の予定

【市長答弁】
・私の4年間の成果についてでございます。選挙公約としまして、「徹底した行財政改革」、「官民が連携しての地場産業の育成と拡大」、「観光資源の強化・創造による、また行きたい島作り」及び「世代バランスの是正」の4つを柱とさせていただきました。それぞれの主な達成状況でございますが、佐渡観光交流機構の設立による観光地域づくりの推進に取り組んでおりますほか、Uターンを促進するため新たな奨学金制度を構築し、平成30年度では専門学校生や大学生等、104人の学生に支援をさせていただきました。また、国のキャリアアップ助成金への上乗せ助成などによる雇用環境の充実も図ってまいりました。平成29年度から本年度の見込み数を合わせますと、約40人の正規雇用化が見込まれます。今後も働き方改革とあわせ、労働環境の改善を図ってまいりたいと考えております。国の地域社会維持推進交付金を活用し、雇用機会拡充、輸送費支援、滞在型観光の促進などにも取り組ませていただきました。雇用機会拡充事業では、起業や事業拡大を行う企業を支援し、新たな雇用の場を創出するものであり、平成29年度から2カ年で77人の新たな雇用が生まれております。今年度においても、53人の雇用が創出される見込みであり、UIターン者の受け入れになるよう、今後も雇用の場の拡大を図ってまいります。地場産業への活性化に向けた取り組みのうち、中でも地消の充実、地産の拡大による島内循環を促進するための地域商社的機能につきましては、今年度中に組織の立ち上げを目指しておりましたが、計画は遅れており、おわび申し上げます。現在園芸品目を中心に島内循環を促進できるよう体制を構築しており、地域商社的機能を拡大していくため、組織としてではなく機能として試験的に運用できるよう、次年度の予算等を編成しているところでございます。
・新庁舎の建設につきましては、本市の行政庁舎のあり方を考えたとき、既に60億円を超える多額の経費をかけ、耐震及び修繕、新築等の工事を行っております各支所、行政サービスセンターについては、地域の拠点として必要とする行政サービスを最寄りの支所で完結できるような仕組みをつくることが有効な活用方法であると考えます。現本庁舎については、現在でも既に新耐震基準を超える強度を有しておりますことから、防災機能を充実させるための改修を行うことにより、長期的活用、長寿命化を図ることが最も適切であると考えており、この考えは変わっておりません。
・新両津病院建設計画についてでございます。厚生労働省の再編、統合に関する発表がございましたが、佐渡医療圏における両津病院の機能分担や病床数などは地域医療構想調整会議の中で協議されてきたものであり、このたび全国の公的病院に求めた再編、統合を先取りした形になっておるものでございます。したがいまして、計画どおり令和6年10月の完成を目指し、事業を進めてまいります。そのために、建設計画をより具体的にする基本設計に早く取りかかりたいと考えております。
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(2)佐渡の空き家3,000棟の利活用について
①民家フォーラム2019in佐渡の総括
②佐渡市雇用機会拡充事業補助金(創業・事業拡大)の活用
③特定有人国境離島特措法3年間の成功事例モデル化の必要性

【市長答弁】
・空き家の利活用についてでございます。10月12日に特定非営利活動法人日本民家再生協会主催の第22回民家フォーラム2019in佐渡が金井能楽堂を会場に開催され、佐渡市も共催として協力させていただきました。当日は、台風19号の影響で悪天候の中、市内から83人、島外から24人の合わせて107人の参加者がございました。このシンポジウムを通じて、役に立った、自分の家のことも真剣に考えたいなどの意見もあり、佐渡に点在する民家が地域の宝物となる可能性を大いに秘めていることが確認できました。今後は、民家を有効活用した成功事例をふやし、積極的な活用を図ってまいります。
・佐渡市雇用機会拡充事業補助金につきましては、国の実施要綱に基づき一定の基準を設けて実施しております。平成29年度は17件、平成30年度も17件を採択し、今年度については31件を採択しております。空き家を活用した事例でございますが、この3年間で9件の事例があり、情報サービス業やカフェなどの事業で活用されております。来年度に向けて既に事前相談を開始しておりますので、多くの事業者の方に応募いただき、活用してもらいたいと考えております。
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(3)佐渡金銀山の世界遺産登録について
①『ゴールドラッシュアゲイン』という考え方
②有形不動産の保全と観光振興策
③2030年までに佐渡の関係人口100万人創出へ向けて

【市長答弁】
・世界遺産登録についてでございます。佐渡金銀山は、世界遺産登録をきっかけに再び活力を取り戻すことが期待されます。そのためには、地域住民と一体となることが重要と考えます。佐渡市では、これまで市民全体の機運醸成を目的に、「佐渡は世界の宝島」という曲とダンスを新潟県に制作していただき、さまざまなイベントで活用しているところでございます。議員ご提案のキャッチフレーズ化につきましては、今後の整備における市民との意見交換等で伺って検討してまいりたいと思います。世界遺産は、人類の宝と認められた貴重な文化財を世界の遺産として損傷や破壊から保護し、保存することを目的としております。佐渡金銀山関連の文化財建造物は、コンクリートなど近代の材料を使用しておりますが、状態のよくないものが多いこともあり、特に状態の悪いものを優先して保存修理を行っているところでございます。北沢浮遊選鉱場跡、大間港については、令和3年度までに基礎データを収集、整理し、経過観察による保存状態の確認、修理方法、修繕時期を判断したいと考えております。なお、相川地区では、北沢や大間港の一部についてワークショップ形式による市民参加型での取り組みを行い整備したことで、まち歩き等で有効に活用していただいているところでございます。
・佐渡の関係人口についてでございます。関係人口は、佐渡のファンづくりの取り組みにより生まれ、その目的は地域の利益を追求することであると理解しております。佐渡観光交流機構では5カ年計画を策定しておりますが、その中で将来的に持続可能な地域となるため、経営理念の確定と経営目標を設定いたしました。交流機構では、民間的経営手法の導入を求められていることから、既に存在するさどまる倶楽部のプラットフォームの顧客管理を徹底するとしております。さどまる倶楽部の現在の会員数は約1万9,000人程度となっており、交流機構の5年計画では2020年までにこの会員数を5万人、2025年までに10万人を目標としております。そして、佐渡のファンである関係人口を2030年には100万人を目指すこととしております。この関係人口をふやすための具体的な取り組みでございますが、まずはプラットフォームとなるさどまる倶楽部会員を増加させるため、会員の利便性の向上を目的に会員カードを電子化し、それを観光に特化した地域通貨を組み込んだアプリケーションをリリースしました。このアプリケーションは、会員が新たに登録するときに会員証が即時発行されると同時に、地域通貨を使える環境がスマートフォン内に整備されます。電子化されますことでさまざまな施策が打てる可能性が高まり、情報をタイムリーに発信することも可能となります。今後は、海外からのお客様にも対応していくというふうに聞いております。地域外にこの地域への思い入れの強い方が一人でもふえていくことは、交流人口の拡大、滞在時間の延長や旅行消費額の増加にもつながり、また将来的には移住に発展する可能性もあるという意味で大変有効な手段だと考えております。
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おかげさまで、場数をこなしたことで、平常心で問答ができるようになってきました。やや早口であること、カタカナが多いこと等、改善点はたくさんありますので、精進して参ります。次回、3月定例会でも一般質問を行う予定ですので、これからもご指導の程、よろしくお願いいたします!!!