室岡ひろしの最新情報

令和02年06月定例会 一般質問動画

2020年7月11日 / Hiroshi Murooka / お知らせ, ブログ

佐渡市議会の2020年6月定例会 一般質問動画に関する映像配信です。

▼佐渡市議会・映像配信(室岡啓史)
http://sado-video.k-quick.net/html/R02.06-02.html

お時間ある際にご覧いただければ幸いです◎
※お時間ない方は、
画面右下の歯車のアイコンで再生速度を変更できます!
『×1.5』は何を言っているのか聞き取れません。。涙

▼一般質問資料_室岡啓史_202006
http://hiroshimurooka.com/documentandscript_202006

▼『佐渡アイランド集落ツーリズム構想』とは・・・
佐渡の農山漁村の生業を大切にし、
集落でかけがえのない時を過ごす
人と人とがつながっていく世界観

三度のメシより佐渡が好き!!!
みんなで実現しよう『前向きの島づくり⇒』

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◎持続可能な地域づくりの実現に向けて
【しごとづくり】【ひとづくり】【まちづくり】の計画に関する確認と提案

(1)新型コロナウイルス対策を踏まえた「新しい生活様式」について
①佐渡市の財政状況と令和2年度の補正予算による反転攻勢
②市民および島内事業者(法人・個人)への支援策
③小中学校・執行部・議会へのタブレット(電子機器端末)導入

【市長答弁】
・市民生活の安全、安心と観光の事業等の問題でございます。今佐渡市につきましては、国の行動の緩和より2週間ほど判断基準を遅らせる形で、国が行動を緩和したことがどのように影響が出て、どのように市民生活に影響が波及するかということを考えながら緩和をしていきたいというふうに考えておるところでございます。そのために島内のお客様が観光をしていただく、県内のお客様が観光をしていただく、その後今の東京等今非常にちょっとまだ感染が出ているところ以外のところから来ていただくような取組をしていくということで、その2週間判断を遅らせていくということが重要だと考えておりますので、その中で観光のお客様と島民の安全、安心をしっかりと状況を把握しながら守っていきたいと考えているところでございます。

・佐渡市の財政状況でございます。主に新型コロナウイルスの対応といたしまして、今回の第5号補正までの間、財政調整基金からの繰入れを当初予算時の15億7,946万3,000円から、8億1,448万7,000円増額しておるところでございます。しかしながら、国の2次補正により追加配分される地方創生臨時交付金を活用し、財政負担の軽減に努めながら対応していきたいと考えているところでございます。

・反転攻勢についてです。まずは、今後も引き続き新しい生活様式を継続しながら、そのとき、そのときの状況判断が必要となりますが、落ち込んだ島内経済の回復に向けた支援策を講ずるとともに、具体例としましては、インターネットによる佐渡産品の通信販売のさらなる促進やこのたびの国の臨時特別給付金の対象にならなかった令和2年4月28日以降に生まれた新生児に対する支援に多子世帯を含めた子育て支援なども検討しておるところでございます。国の2次補正の対応が確定次第、本年度の経済対策の全体像を作成したいと考えておりますので、今交付の決定を待っているところでございます。

・島内事業者への支援でございます。私ども国の交付金などを最大限に活用しながら、第1弾として雇用の確保、第2弾で事業者の損失に対しての支援、第3弾で新しい生活様式の対応や経済活性化に向けた支援などで、段階を踏んで取り組んでまいりました。今後は、国の2次補正の対応も含めて、現在計画を検討しておりますので、落ち込んだ島内経済の回復に向けた支援策などを策定してまいります。特に大きな収入の減少に見舞われている観光関連でございますが、事業維持支援金という持続化給付金に併せて上乗せしているものについても、大きな観光事業者ですと最大100万円ほどプラスということになっている状況でございます。そういう支援も踏まえながら、市、県、国により各種観光のキャンペーンも行われている、もしくは今後行われる予定になっておりますので、またあわせて修学旅行秋の受入れ等も今準備をしておるところでございます。観光関連につきましては、こういう動きをしっかり注視しながら考えてまいりたいというふうに今想定しているところでございます。また、一方の大きな運輸関係でございますが、これにつきましては、やはり佐渡市の単独支援ではなかなか支援が届かないという状況もございます。そういう部分の中で、国への要望等を今行っていくということで今取組を進めているところでございます。

・市議会におけるタブレット端末の導入でございます。ペーパーレス化においては、効果的であるというのは認識しておるところでございます。しかしながら、資料として複数の資料をなかなか確認が大変ということもございます。またハード面、通信環境の整備によるコスト、ソフトの関係もありますが、コスト面、そういう部分も含めまして、今他市における事例をしっかり研究しながら、また議会の皆様といろいろどういうふうに活用したら効果的なのかというところも議論をしながら、検討していきたいというふうに考えているところでございます。

【教育長答弁】
・国は、GIGAスクール構想として、AIなどSociety5.0時代を生き抜く子どもたちに必要な資質、能力をつけるための1人1台端末の整備を目指しています。また、新型コロナウイルス感染症拡大対策を含め、災害時の臨時休校等の緊急時においても、子どもたちの学びを保障できる環境が実現できるよう目指しています。今後学校の通信環境と1人1台端末整備、遠隔学習機能整備、家庭の通信環境整備を国の補助事業を活用しながら、今年度末をめどに進めてまいりたいと考えております。

(2)持続可能な地域づくりについて
①ソフト・ハード両面の防災減災対策による安全安心な島づくり
②オンライン観光や地域の情報化による観光地域づくり
③コロナ後の生き方を見直すUIターン促進による人口減少対策

【市長答弁】
・本庁舎の整備でございます。現段階では、島内の大規模災害時に拠点となる防災機能が必要であり、災害時に各支所と地域の災害の把握と対策を行う命令系統が維持でき、業務の継続も行うため、そのためにも本庁舎での機能強化が適切というふうに考えているところでございます。今後は、合併特例債の活用方法も含めて、庁内で検討を進め、合併特例債の使途及び庁舎建設に関する議会の特別委員会のご意見等もまた参考にさせていただきながら、議会や市民の皆様と意見交換を進めてまいりたいと考えております。

・ご指摘の分庁方式でございますが、現段階では教育委員会、観光振興課とごく一部の課が分庁になっている状態でございます。災害による本庁機能が喪失した場合、コロナの場合も同じですが、本庁で発生をしてその機能が喪失した場合、その代替は難しいというふうに考えております。そのため現段階では、新しい生活様式を仕事の中で取り入れながら、交代制勤務の体制を取っております。また、今後ウイルスの発生等がもしあった場合には、分散勤務として支所、サービスセンター等で職員を配置するところも含めながら検討していきたいと考えているところでございます。

・オンラインを活用した観光でございます。現在の段階では、私自身も含めて有効性が判断し切れていないというふうに考えております。ただ、既に実践しているところもございますので、その効果、発信能力等を調査していきたいというふうに考えております。また、あわせましてさどまる倶楽部の関係人口の増加は、本当に必要な政策だというふうに考えております。そういう部分で、このたび6月補正で、観光客の皆様にポイントバックができるような、この後のV字回復に向けた観光プランのほうを予算として提案をさせていただいておりますので、こういう中で島内でのだっちゃコインの普及と併せてさどまる倶楽部の会員を増やしていくというふうに考えているところでございます。

・新型コロナウイルスの感染症でございますが、都市住民が賃金や便利さが優先される都市生活から、自然環境や文化に囲まれた地方へ目を向ける人を増やし、地方への関心を高める、そして佐渡市にとって、移住定住促進の大きなチャンスにもなるという展開かと考えております。移住定住促進に向けた現在の取組につきましては、移住の総合相談窓口として、佐渡UIターンサポートセンター、ここに今まで約1,200件の相談を受けておるところでございますし、移住希望者に対するコーディネートやアフターフォローを行っております。また、移住を検討している方には、移住体験住宅を貸し出しており、これまでに58人にご利用いただき、33人が定住しておるところでございます。この移住体験住宅が非常に効果が高いのではないかというふうに考えております。そういう部分では、佐渡の伝統的な地域、例えば世界遺産登録の近い相川エリア、例えば小木のエリア、そういう部分を含めながら移住体験をしていただく、そのような形で拡大を検討しなければならないというふうに考えておるところでございます。今後移住定住対策、重要なここ10年の施策になると考えておりますので、早急にプロジェクトチームを立ち上げながら、本格的に人を配置して取り組んでいくというふうに考えているところでございます。

【観光振興課長説明】
・当市においては、既に新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止が決まったロングライドの参加者に向けて、ロングライドと同じコースをたどる動画を作成し、ユーチューブで配信しております。また、ほかの地域を含めた事例ですが、オンライン観光は、参加者が自宅から動画を見るパターンと参加者が実際に現地に行って、自宅等にいるガイドにリモートでガイドを受けるというパターンと大きく分けて2種類に分けられるようです。いずれも、移動や接触に伴う感染リスクを軽減できる取組でありますが、今後その経済的な効果を含めて研究して、有効であれば実施に向けて検討してまいりたいと考えております。

(3)佐渡金銀山の世界文化遺産登録について
①新潟県内唯一の世界遺産登録という記念日を条例制定へ
②さどまる倶楽部会員10万人、関係人口100万人創出への礎として
③国連のSDGs(持続可能な開発目標)の取り組みをSaDoGsへ

【市長答弁】
・世界遺産の登録日のメモリアルデー等でございます。これの条例化につきましては、市民の皆様に対する保護、保存意識の醸成になり、また来訪者の皆様にとっては、その魅力を知るためのきっかけとなりますので、その両方に訴えかける手法として有効な方法であるというふうに考えております。ただ、今後その記念日を設けた場合の工夫というところも含めまして、県とも相談しながら、どのようなことが効果的にできるのか、またどのような時期が適切なのかも含めながら、検討していきたいというふうに考えておるところでございます。

・SDGsの問題でございます。SDGsは、環境、社会、経済をめぐる幅広い課題に対し、誰一人取り残されない社会の実現を目指すものであります。行政、企業、市民など全ての関係者が統合的に、また総合的に取り組むものであると考えております。また、政府においても、地方創生の実現に向け、地方自治体がSDGsを推進していくことを位置づけております。佐渡市では、地方創生の目的である、人口減少と地域経済の縮小の克服、まち・ひと・しごとの創生と好循環の確立に向けて、SDGsの理念、概要などをしっかりと理解し、佐渡市の最上位計画に反映させるとともに、SDGs未来都市への参画を現在検討しておるところでございます。

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おかげさまで、場数をこなしたことで、平常心で問答ができるようになってきました。改善点はたくさんありますので、精進して参ります。これからもご指導の程、よろしくお願いいたします!!!