室岡ひろしの最新情報

平成31年03月定例会 佐渡市議会だより第60号

2019年5月11日 / Hiroshi Murooka / ブログ

佐渡市議会だより第60号、以前に全戸配布されております!

3月定例会の一般質問要旨をアップ致しますので、
是非ともご一読ください◎

▼佐渡市議会・映像配信(室岡啓史)

お時間ある際にご覧いただければ幸いです◎

▼一般質問資料_室岡啓史_201903
▼『佐渡アイランド集落ツーリズム構想』とは・・・
佐渡の農山漁村の生業を大切にし、
集落でかけがえのない時を過ごす
人と人とがつながっていく世界観

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◎佐渡アイランド集落ツーリズム構想の実現に向けて
【しごとづくり】【ひとづくり】【まちづくり】のプランニングに関する確認と提案

(1)防災・減災のまちづくりについて
①大火に見舞われた両津夷本町商店街の復興案
②事前対応型のハード・ソフトの両面からの対策
③火災警報器更新・IHコンロ購入・電気配線交換工事への補助策

(2)高齢者が元気に輝き続けるムラづくりについて
①新穂潟上温泉・トキ交流会館・周辺地域を高齢者等のシェアハウス(CCRC)へ
②トキガイド・佐渡金銀山ガイド・ジオパークガイド養成講座への受講促進と関係人口の増大
③市民後見人養成講座への受講促進

(3)佐渡市奨学金制度を一本化、『佐渡市若者未来応援基金(仮称)』の設立提案について
①佐渡市奨学金制度の現状
②佐渡市奨学金制度の2045年頃までのキャッシュフロー予測
③佐渡市子ども未来応援基金との連動による切れ目のない子育て支援

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【タイトル】佐渡市若者未来応援基金(仮称)の設立を

【質問1】佐渡の農山漁村の生業を大切にし、集落でかけがえのない時を過ごす人と人とがつ
ながっていく世界観、『佐渡アイランド集落ツーリズム構想』の実現を私は目指している。両
津は佐渡の玄関口。1月2日、大火に見舞われた両津夷本町商店街の復興について佐渡市とし
てどう考えるか。

【市 長】商店街一帯の活性化について、商工会や商店街協同組合等、地域との意見交換をこ
れからも継続して進めていく。両津港から入る人、出る人が地域で滞在し、楽しめるまちづく
りを進めていきたいと考える。

【質問2】新穂潟上地域については、温泉・トキ交流会館・周辺地域を一体的運営とし、入浴
・食事・宿泊・村歩きが体験できる『トキとの共生を目指す滞在型観光地域づくり』のエリア
になると考えるがどうか。

【市 長】人とトキが共生する地域として、新穂潟上地域の活性化や利便性の向上について、
それぞれの運営事業者同士が連携することで今後の一体的な運営も実現されるものと考えてい
る。

【質問3】トキガイド・佐渡金銀山ガイド・ジオパークガイド養成講座への受講を促進し、関
係人口増大へとつなげるべきと考えるが。

【市 長】ガイドの皆様は人生経験の豊かな方も多く、地域の魅力発信のみならず、コミュニ
ケーションを通して観光客の思い出に強く残ることでリピーターや口コミ宣伝となり、関係人
口の増加につながるものと考える。現在、会員数が1万6000人の『さどまる倶楽部』を2
020年度末までに5万人としたい。

【質問4】佐渡市奨学金制度と佐渡市医療技術者奨学資金貸与制度とを統合し、佐渡市若者未
来応援基金(仮称)の設立をすることで奨学金の見える化を行うべきと考える。将来は佐渡に
戻って働こうと勉学に励む若者のために寄附をしたい、ふるさと納税をしたいという機運を今
まで以上に高めることができると考える。佐渡市子ども未来応援基金との連動による切れ目の
ない子育て支援が基金としても実現できると考えるが。

【市 長】ふるさと納税の中に『島の未来を拓く人づくり応援コース』を創った。新たな基金創設の提案であるが現行の奨学金制度及び医療技術者奨学金貸与制度、それぞれの
検証を行う必要があると考えている。

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▼佐渡市議会だより第60号