室岡ひろしの最新情報

令和03年03月定例会 佐渡市議会だより第68号

2021年6月1日 / Hiroshi Murooka / お知らせ, ブログ

佐渡市議会だより第68号、全戸配布されております!

3月定例会の代表質問要旨をアップ致しますので、
是非ともご一読ください◎

▼佐渡市議会・映像配信(室岡啓史)
※50分10秒から、私の代表質問の映像です。

質問時間25分以内に収めなければならない関係で、最後の3分は早口言葉状態です。。涙
お時間ある際にご覧いただければ幸いです◎

▼一般質問資料_室岡啓史_202103

▼『佐渡アイランド集落ツーリズム構想』とは・・・
佐渡の農山漁村の生業を大切にし、
集落でかけがえのない時を過ごす
人と人とがつながっていく世界観

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◎みんながずっと幸せに暮らせる元気な島の実現を目指して
【しごとづくり】【ひとづくり】【まちづくり】の計画に関する確認と提案

(1)集落のチカラは、佐渡のチカラ。農業の複合化、漁業のブランド化、林業の再隆盛等を進め、所得の向上を図ることで、地域産業の発展・振興に貢献することについて
①佐渡の農林水産業の複合化、ブランド化、再隆盛戦略
②デジタル庁創設を踏まえた佐渡におけるデジタル化の推進
③政府の掲げるグリーンインフラ推進戦略の対応
④新潟県の掲げる自然エネルギーの島構想の推進および水素社会の実現

(2)多様な農山漁村で集落ツーリズムの推進による持続可能な地域づくりと、新たな雇用創出や空港の早期再開、交通インフラの整備による観光振興に努めることについて
①佐渡アイランド集落ツーリズム構想の実現
②ICTを活用したヒトモノカネの物流戦略、佐渡汽船問題および空路再開の見通し
③佐渡市民によるマイクロツーリズム(地元の魅力を見直す小さな旅行)の推進
④佐渡金銀山の世界文化遺産登録とその後の計画
⑤さどの島銀河芸術祭2021や世界農業遺産認定10周年等の契機の活用
⑥一般社団法人佐渡観光交流機構や一般財団法人佐渡文化財団との連携のあり方
⑦佐渡市が所有する集落の集会所(活性化センター)の利活用
⑧地域おこし協力隊、地域おこし企業人、地域プロジェクトマネージャーの招聘
⑨コロナ後のさどまる倶楽部会員10万人、関係人口100万人創出へのロードマップ
⑩国連の掲げる持続可能な開発目標SDGsの推進およびSDGs未来都市参画へのロードマップ

(3)子どもからお年寄りまで、そして障がい者にも優しく生活しやすい環境づくりの推進や空き家の利活用などによる関係人口の拡大からUI孫ターンの促進を図ることについて
①新型コロナウイルス対策を踏まえた「新しい生活様式」の実践
②佐渡市民におけるワクチン接種のスケジュールとその効用
③防災拠点庁舎および新両津病院整備の意義、建設を踏まえた佐渡市の財政状況予測
④佐渡教育コンソーシアムの設立の意義と展望
⑤小中学校に加えて高校、中等教育学校へのコミュニティスクールの導入および地域おこし協力隊の招聘
⑥GIGAスクール構想と連動した佐渡学の推進
⑦仕事と住居の環境整備によるUI孫ターンの促進
⑧佐渡市雇用機会拡充事業補助金等を活用した古民家等の空き家利活用の促進
⑨フレイル予防を基軸とした健康長寿な多世代交流の佐渡づくり

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【タイトル】生きる力と考える力を育み哲学社会に備えよ

【質問1】佐渡の農山漁村の生業を大切にし、集落でかけがえのない時を過ごす人と人とがつながっていく世界観、『佐渡アイランド集落ツーリズム構想』を私は実現したい。そして、コロナ後こそ、あらゆる社会情勢に柔軟に対応する力、すなわち生きる力を育む教育が一層必要になり、考える力が求められる哲学社会の到来を予感している。そこで、学校運営協議会制度について全小中学校に加えて、高校や中等教育学校へも導入するとともに地域おこし協力隊の招聘を検討してはどうか。

【市 長】佐渡教育コンソーシアム等の活動の中で、情報の共有により支援を図ることができると考える。地域おこし協力隊の招聘については、各学校の取組み状況や要望などを基に議論することが大切である。

【質問2】佐渡市民の佐渡市民による佐渡市民のための観光振興の実現について問う。コロナ禍における新たな旅の形として提唱されている地元の魅力を見直す小さな旅行、マイクロツーリズムの推進をすべきである。家族でマイクロツーリズムをすることにより、地域の魅力を知ることができる。佐渡学の学習にもつながり、裾野の広い観光産業への大きな貢献にもなると考えるがどうか。

【市 長】地域住民の方に地域の魅力を見直していただくことは郷土愛の醸成としても、口コミでお勧めするインフルエンサー(情報発信者)にもなり得ることからも非常に重要である。今後は、見込まれる地方創生臨時交付金を活用し、感染拡大が懸念される冬季など経済と感染の両方の状況を勘案し、実施することを検討する。

【質問3】さどの島銀河芸術祭や世界農業遺産認定10周年等の契機の活用について問う!両事業等は、観光地域づくりの観点からも推進すべきと考えるがどうか。

【市 長】トリエンナーレとして今年は3年に1度の本祭となっており、国内外の有名な芸術家による作品の他、公募参加プロジェクトを展示することで地域とのつながりを深め、地域情報の発信を継続する取組みも予定されている。また、ジアス10周年に合わせた取組みとして棚田を舞台に佐渡の歴史や文化、芸能が感じられる作品を展示する予定である。

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▼佐渡市議会だより第68号